11/7(日)の日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」にて当社が取材を受けました。
TPPに関して、関税の高い農作物として「こんにゃく芋」が紹介され、それに関連してこんにゃく農家で渋川市の農家さん、こんにゃく製造メーカーとして弊社が取材されました。
本来はもっと長い時間でのコーナーの予定だったそうですが、尖閣諸島での漁船ビデオ流出事件の尺が長くなったため、1~2分の枠になってしまいました。
当社でも3時間以上撮影をしていたのですが、私のインタビューが30秒ほどと、こんにゃく製造風景が10秒ほど流れただけでした。
正直、こんにゃく芋(こんにゃく原料)の関税問題は、こんな短時間で語れるものではありません。ただ単に、米よりも高い関税として紹介されただけの放映でした。また、TPPに関しても、すぐに関税0というわけではないですし、これから枠組みを議論するスタート台に立つかどうかの話です。
現在、国産のこんにゃく原料(芋)の90%近くは群馬県で生産されています。群馬県の人々が長い年月と手間暇を掛けて、品種改良・栽培工夫をしてここまでやってきた歴史があり、いまでは群馬県にとって主要な基幹産業になっています。税率だけ、価格が安いだけで、地域産業、地域経済、歴史的背景、安心安全をないがしろにすることは避けるべきだと思います。我々は、今後も群馬県産の原料にこだわって、よりよいこんにゃく作りに取り組んでいきたいと思っております。