東京早稲田 日本料理「松下」の松下利市シェフが、
市川食品の粒こんにゃくで新郷土料理披露
「焼きおにぎり」「カシューナッツソース和え」「磯辺揚げ」これは市川さんのこんにゃくを使った三品です。
焼きおにぎりは、実は3分の2はこんにゃくです。まず、白い粒こんにゃくをペースト状にして、「こんにゃく2:白いご飯1」の割合で、かるく潰しながら混ぜておにぎりにしてあります。味付けは角煮をほぐした物を少し加えただけ。表面を香ばしく焼き上げています。もう一つは生芋こんにゃくのカシューナッツソース和えですね。このこんにゃくは、くさみがないので、サッと茹でて出汁で下味を付けてから、カシューナッツのソースと和えてあります。このソースはカシューナッツをペーストにして、かつお出汁、醤油、砂糖を加えた物です。こんにゃくには飾り包丁を入れています。そして、磯辺揚げ。粒こんにゃくをペースト状にして、水分を軽く絞ったら白玉粉と醤油を混ぜ合わせて磯辺揚げ風に。これも、このもちもちした食感が好評でしたね。
三色粒こんにゃくの赤ワインジュレは、市川こんにゃくの粒こんにゃくを使っています。赤ワインを少々の水でのばして、火にかけてゼラチンをとかしてジュレに仕上げています。粒こんにゃくの食感はとても面白いですね。
松下シェフのコメント
粒こんにゃくは食感・彩りが良くいいですね。冷やすとやや軟らかいもっちりプリッとした食感になり、スープなどで熱するともっとプリップリになるのが面白いですね。アク臭くなく使いやすいです。